占い師という人たち

私は気功をする前から、大殺界だけは信じるようになった。自分が大殺界に入る直前の12月に、母の占い本を読んで何をバカなことをと一笑に付した。

ところが、翌年に入り両親は立てづづけに亡くなり、私はその時に婚約をしていたが別れることになった。私が大殺界の期間に入ることで家族全員が大殺界に入ったのだ。

本は細木数子ではなく、六命推柱学の奥義・来ノ宮令子著であったと思う。

ただ、大殺界は3年もあり、家族全員の大殺界を集めると12年周期すべてが誰かの大殺界になったりもする。それでは正直使い物にならない。(笑)

最近までは実際の占い師という人に私が占ってもらったことがあるのは、インドに行った時だけだった。サイババのアシュラムに行ったのだが、その際にインド占星術の占い師に見てもらった。まあ、観光の一環だ。

ルビーのペンダントヘッドを買わされ、後から考えても当たったのか当たらなかったのかさっぱりわからない。正直、占いというものが当たるのかということについては懐疑的だった。

大学生の時だったか、母が病気のことを某有名易断の関係で見てもらったが、心理誘導効果をバシバシ使って、高額な護摩を焚かないと不運になると脅されて、こんなの詐欺だと確信した経験もある。

昨年のこと、IT仕事でプロジェクトが終わり契約が切れる際に、次の仕事を探すのだが見つからない。仕事探しに協力をしてくれる友人が、その友人の占い師に見てもらおうと言い出した。

菊理なみ先生という占い師であった。ホームページで見ると随分とお奇麗な女性である。見た目は別として、写真で気をみると中々パワーがあり、清浄だった。安くはないが藁をもつかむつもりで見てもらった。

占い師 菊理なみ

http://pleiades.tokyo/

私はそのようなバラエティ番組を見ないので知らないが、 菊理先生は テレビやラジオにも出演する有名な占い師であり、そういう人に見てもらうのは初めてだった。

オフィスは高輪にあり、オフィス内の気は上々だった。普段からお清めなどで、コントロールがされているのだろう。レイキヒーリングもするようだ。仕事探しはどうですか?と問うと、「あなたの知り合いのルートでほどなく決まるので、心配をしないで良いですよ」と言われた。

半信半疑ではあったが、その3日後ぐらいに昔の仕事でご一緒した知人が社長をしている会社でお世話になることが決まった。

正直、驚いた。通常、占い師はどうとでも解釈ができる内容を言う。今回はごまかしようのない内容がドンピシャであった。タロットカードは使っているのだが、他の直感を使っているのであろう。気を読んでその原因を探るのに似ているのではないかと思う。

運命の予兆はいろんな形で、卦として現れる。タロットカードはそれをわかりやすくしたものだ。それを如何にリーディングするかが勝負なのだが、世の中にはこんな占い師がいるものなのだと感心をした。

その後、何度かイベントに参加したりしてお会いをしたが、彼女が占いで世の中の人を助けたいという思いは並々ならないものである。お若いのに、頭が下がることである。

それからネットで占い師の電話相談とかで並んでいる人たちを片っ端から観たことがある。私とは波動が合わないと思う人が大半で、合う人は極少ない。これは、自分と波動の合う占い師を選ぶのが良いのだと思った。つまり、たとえば私がいいと思う占い師が誰にとってもいいという訳ではなく、その人にとって良い占い師というのがそれぞれある。だから、自分が良いと思った占い師、自分が信じられるという占い師を選ぶことだ。

占いの真髄は、結果を信じることにある。それを当たると信じられれば、それが実現をするのを助ける側面があるからだ。なので、悪い結果はスルーをして、良い結果のみを信じれば良いと私は思っている。悪い結果を心配すると、逆にそれを実現してしまう。

大殺界については私は今はスルーをしようと心がけている。(笑)