一の宮

先日、膝の悪い友人について、1週間の間に何度ヒーリングをしてもなぜか翌日には気が悪くなった。本人に電話をする機会があったので、あまり気分の良い話ではないが聞くか?というと聞くという。そこで、誰かと揉め事はないか?恨みや妬みを買うことはないかと聞いてみた。

すると彼は身に覚えはないという。誰かから生霊を送られるようなことがあっても往々にしてそんなに本人には身に覚えがないものだ。出元が特定できないので、私もどうして良いかわからなかった。時間をかければ本人と確認をしながら洗い出す方法もあるが、忙しいようで手短に電話を終えた。

生霊が来てますよと教えて、そのまま放置ではただ怖がらせるだけになり申し訳ない。何か良い方法がないものかと思案した。出元が確認できれば方法があるが、自分自身のことでもないので、方法も限られて困ってしまった。

彼の住む地域には一の宮の神社がある。私自身もその神社とは満更ご縁がないわけではない。そこで、「彼に来ている他人のネガティブな念を引き受けてください」とかなりアバウトなお願いをリモートでしてみた。

なんでもやってみるもので、友人の右側に来ていた生霊は反応が消えた。翌日になっても、消えている。とりあえずは、これで大丈夫そうである。膝が悪いのがそもそもこれのせいかどうかはわからないので、それで治る保証はないのだが、やらないよりはやった方が良い。

本人にはSMSでしか連絡ができず、少ない字数で本人からも その神社に お詣りをしておいてとメッセージを送っておいた。代理でなく本人が参拝をするに越したことはない。

このような時に、本式にやるのであれば、一升瓶を2本くくって、奉献とか御献酒という熨斗をつけて、神前にお供えして、神社参りをする。今回はただお詣りをするのでも良いが、ワンカップでも持っていくと良いだろう。

神殿前に備えて、封を切る。 「私に来ている他人のネガティブな念を引き受けてください」と 参拝した後は持ち帰る。お神酒として飲んでもいいし、家の周りにまくとお清めとなる。体調が本当によくなったならば、お礼参りには一升瓶をお供えするといい。

神社もお願いの仕方によっては、神様は随分と助けてくれると詳しい方に教わったことがある。今回はそれが効いたようだ。