後輩にアマチュアの絵描きさんがいる。アマチュアと言っても、個展もするのだからスゴイと思う。一緒に働いていた時分は絵を描くなどとは知らなかった。
インスタグラムで彼の絵を観ることになった。最初の絵からはエネルギーを感じた。波動が良いのだ。芸術センスがない私は絵の良し悪しなどは全くわからない。しかし、芸術と呼ばれる絵には、気が宿るのは知っている。描いた時の作家の体調やメンタル状態、込める想いなどが左右していると考えてはいるが、なんでそうなるかは私は知らない。
絵画の様式、色調に関わらず絵に込められた気合や念がポジティブなものが芸術となると理解をしている。もちろんではあるがネガティブなものを込めることも可能なのでそこは注意が必要である。作家が死んですらもその意識はそこに残るので、できるならポジティブなものを込めてほしいとは思う。
どの作品も芸術と呼ばれるような作家の場合、描く時に無我夢中にトランス状態になるとか、絶対安定の境地に立つとか秘密があるかもしれないが、想像の範囲である。楽しんで描いた絵が良いのは確かであろうとは思う。
後輩の絵は良いものが含まれている。さらに精進したら、あの時に1枚描いてもらっておけば良かったとなるかもしれない。(笑)