事故物件に住む人

ネットのオフ会というものに初めて参加をした。オカルト好きの人が集まる飲み会だが、気の優しい人が集まっていて、楽しく過ごせた。 

一人が事故物件と不動産屋に言われた部屋に住んでいると言っていた。その場にはプロの拝み屋さんも二人いたが、アドバイスとしては引っ越した方がいいねということになった。

障りのある場所はその現象の原因となることが、本当に原因なのか?それともそれ自体も症状なのか?がわかりにくいこともある。普段からそういう時は逃げた方が正解だと私は主張をしている。

ご本人が仕事で参っている時に引っ越しをしたのだが、契約直前に事故物件であることを知らされた。彼は勇者である。「そんなの関係ねー」と果敢にそれに立ち向かったとか、立ち向かわなかったとか。(笑)

疲れている(憑かれている)時は、面倒になってそのまま契約してしまう。もし、元気であれば、それなら次を探すかと、粘り腰になれるものだ。引っ越して以降のこの二年間は人間関係でゴタゴタ続きだったという。長い時間を過ごす自宅の部屋で運気を吸い取られて、いいことなど寄ってはこない。

運が悪い時に出会うものは、やはり運が悪かったりする。運が低い時だから、そんな場所に住んだのか?そこに住んだから運気が悪いのか?今となってはわからない。天地茂の昭和ブルースだったか、「生まれた時が悪いのか、それとも俺が悪いのか」。いや、人生を長く生きていれば、そんな時もあるのだ。自分は全然悪くない。(笑)

どちらにしても、可能な範囲で自分の運気はよく保つに越したことはない。今、引っ越しの時期だと思えるならそれもご縁である。悪いことがあったとしても、それはそれでご縁なので、然るべく気づきや学びがある。無駄ではない。(笑)

そのお部屋は一度誰かが住むと次の募集では事故物件の告知は不要になる。なんら解決しない事故物件(不運なお部屋)が、普通に入居募集がされるわけだ。まあ、そういうのはよくある。私はココナラで「引っ越し先の運気・波動3軒までを観ます 引っ越しで、運気の悪いお部屋を掴まない」なんていうのを出品している。(注:全然売れないので止めてます。)

結構、悪くないサービスだと思うのですけどね。一回引っ越しをしてしまうとすぐには引っ越しできないので。転ばぬ先の杖です。(笑)ご縁のある方はどうぞ。

プロの拝み屋さんの一人がその場でその方の肩の浄霊をした。他の流儀の浄霊を見ることはそんなにはない。やり方としては私が一番丁寧にやる方法とあまり変わらなかった。やっぱり、似たようなものなのだなと思ったのと、私は無精でパンとやって、はいできましたなどという。

もちろん、見た目は手抜きでもちゃんとやってるのだが。それよりはしっかり丁寧にやった方が相手の納得感はあるものだと改めて思った次第だ。(笑)勉強になりました。