開運させてしまう不動産業

仕事の話から雑談で不動産の話になった。今までは不動産持って賃料ビジネスが良いとされてきたが、今後は賃貸ビジネスはダメになるのではないか?という話になった。

たしかに、高齢化社会で空き家が増えて、実家の親の家の処分に困る人がいたりする。供給過多は相場全体を引き下げることになるのは容易に想像はつく。

空き家を活かして何かできれば良いのだが、更地にして新築物件を作って売るにしても、特徴がなければ売れない。売れるかどうかもわからないモノを作れる訳もない。

利便性の高い場所は誰が見てもわかるので安くはならないし、売りにも出にくい。既存の価値では特徴にはならない。斬新なデザイン、使い勝手など新しい価値を与えられる人はそうすれば良い。

私にできることは何か?と考えた時、山ほどある空き家の土地で運の良い土地と悪い土地を見分けるのはどうだろう。これだけ空き家が増えれば、割安に売りに出る土地の中にも運気の良い家はあるだろう。厳選した運気の良い土地に家を建てて売るのはどうだろう。住んじゃいけない土地に建ってる家もある。それをどうにかするのはマジ大変だ。そんなモノは避けたいものだ。玉石混合で隣であっても、違うのだ。

それをどうやって説明するのかという指摘があった。運の良い人にだけ、わかれば良い話である。それを信じない人に説明しても無駄である。運の良さにお金を払えるような人でないといけない訳だがそれを知っている種類の人はいる。ただし、多数派ではないだろう。今は何でもエビデンスを求める時代であるので、運気が良い土地なんてことを前面に押し立てるのは揉める元かもしれない。

問題はどのくらいそれがわかるお客がいるか?とそんな事業を実行に移す資金は私にはないということ。(笑)

人を開運させてしまう不動産業。アイデアとしては面白いではないか。誰がやってくれないものだろうか。