運が悪くなるお店

テレワーク前に早朝散歩をする。少し前から街を歩いていると、新大久保のあたりでは50枚で4000~5000円前後でマスクが売っていた。

外人さんのお店である。中国から裏ルートで仕入れるのだと思っていた。

今日は高田馬場の飲食店でも店先に5000円で50枚のマスクが売っていた。普通の日本人の店だ。

テレビでは本業が回らないのでマスクを仕入れて高値で売って凌いでいるという話がやっていた。それぞれの事情があるに違いない。

外人の店の場合、彼らも日本に骨を埋めるつもりもないので、焼き畑的商法をするのはわかる。それはそれで高くてもマスクが買いたい人には朗報である。

ただ、日本人の普通のお店でそれをやるのはお勧めしない。

そこの土地に根を張るつもりなら、いいことはない。普通に考えてもこの騒ぎが終わった後に、その店は人が困っている時にマスクの高値販売をしたと言われるだろう。

人はそういうことは忘れないものだ。それは普通の話。

波動の話ではさらに問題はある。店の前を通る人うちで少なくない人が「この野郎、人の足元を見やがって」などと思う。

その人たちの想いはその店に邪気(生霊)を置いていく。ちょっとした怒りだったり憎しみでも数があると結構なものとなる。

電車の中や道行く人で、死霊に取りつかれている人を探すより、生霊に憑かれている人の方が探すのは簡単である。

多かれ少なかれ、人と関わっているのだから人の想いが憑依することはある。それ自体は珍しくはない。

それを人から大量に恨みを買うようなことをお店でやったらいいことなどある訳はない。運気は一気に悪くなる。

もっとも、本業以外でマスク販売に手を出す人にはそれなりの悪化した状況があるに違いない。それを責めることはできないし、もともとが運気が悪いともいえる。

運の悪化は結果ではなく、原因かもしれない。

半年後はなくなっているかもしれないななどと思いながら そのお店の前を通り過ぎた。