珈琲の健康効果

NHKのあさイチでコーヒーの健康効果について特集していた。

コーヒーの味がわかる訳でもない。自宅でレギュラーコーヒーやエスプレッソのコーヒーをたしなむぐらいである。

健康効果は2つの成分について紹介された。

浅煎りコーヒーに含まれるクロロゲン酸(ポリフェノールの一種)は「美肌」や肥満予防」に効果がある。シミ予防に効果があるらしい。

深煎りコーヒーにはニコチン酸(ビタミンの一種)があり、細胞修復を助け老化防止につながるNADという物質の材料になる。

コーヒーは10gの豆を1杯と考えて、1日に3-4杯が適量で、それ以上だと支障がでる。

カフェイン分解能には個人差があるが、飲む量が多いとカフェインが問題になる。カフェインはストレス物質コルチゾールを分泌する。

過ぎたるは及ばざるがごとし。

コーヒーを2-3杯を毎日飲んでいる私はラッキーかと思えば、そうは問屋が卸さない。そもそもコーヒー自体が違う。

クロロゲン酸は中煎りになる頃には失われ、ニコチン酸は深煎りにしないとできないらしい。

世の中でスーパーなどでレギュラーコーヒーとして出回っているのはほとんどが中煎りコーヒーである。よく見かけるコーヒー豆にはあまり有効成分が含まれていないわけだ。

この情報は普通(中煎り)のレギュラーコーヒーを飲んでいた私へのダメ出しに近い。

エスプレッソのためにハイローストの豆をたまに探すのだが、専門店でないと手に入りにくい。とはいえスーパーでも深煎り豆は手に入らなくもない。

だがアメリカンコーヒーに使う浅煎りコーヒー豆になると私は売っている所すら見たことがない。浅煎り豆はわざわざネットで買うしかない。

番組でお勧めの飲み方は、浅煎り豆と深煎り豆のブレンドだと言っていたが、そんな豆が自宅にある人がどれだけいるんだろうとため息がでそうだ。

専門店にでも行けば、浅煎りのコーヒー豆もあるだろうが、この番組のせいでしばらくは入手困難になるだろう。

美肌とアンチエイジングに飛びつかない手はない。特に女性には人気であろう。

浅煎りのカフェインが強い本物のアメリカンコーヒー(昔のレギュラーを湯で薄めるタイプではない)はかねがね飲んでみたいと思っていたので、浅煎り豆を探してみようか。私自身は美肌にはあまり興味はないのだが。(笑)