四次元パーラー あんでるせん

もう25年ぐらい前だったろうか。福岡で働いていた時に、地元出身の同僚から超能力喫茶店って知ってますか?と聞かれた。長崎県の川棚駅付近にある「あんでるせん」のことである。

当時、九州に来たばかりで、そんなディープなものを知る訳もない。私は仕事で初めて福岡に行く前は、冬でも温かい所だと思っていたぐらい。九州の知識は全くなかった。福岡と宮崎の見分けもつかなかった。

今でもマジックを交えたショーをやってくれるこの喫茶店は続いているようだが、完全予約制になっているようで、最近は行ってない。その当時は朝から行列を作って並んでいたので、朝5時到着で行ったものだ。

まだ、子供が生まれる前に3回ほど行った。最前列で2回ぐらショーを見たのだが、どれがマジックでどれが不思議現象なのかはわからなかった。

もっとも、最近は他でもびっくりするようなマジックは見られるので、渋谷の街角でマジックを見せてくれた兄ちゃんのマジックも十分に超能力的ではあった。

あんでんるせんのマスターは、巨大な紙を使って複雑な折り紙を折る。出来上がりをイメージして折っていくらしいが、それ自体も人間離れしている。

友人に連れて行ってもらって1回、自分で2回をわざわざ福岡くんだりから長崎まで行って見るのだが、何か不思議なものがあると1回目に私は思っていた。

私は気には敏感であるのだが、マジックショーを見るとその後に毎度すごく眠くなったのを覚えている。エネルギーを奪われて疲れたのではなく、強い気を受けて眠くなった感じである。眠くなった後には逆に元気になるような感じ。

あんでるせんについては、いろんな説がある。マジックだ、超能力だと。マジックでねじ曲がったスプーンが自宅にあるが、やわらかくなって曲がったような形で、力で無理にねじ曲げた感じではない。

私自身は超能力とか超常現象を信じる方である。

インドまで行って、サイババのアシュラムの近くの孤児院で、アムリタ(聖蜜)が湧き出るペンダントヘッドを手のひらに載せたことがある。近くに誰もいないのに、手のひらの上に蜜がどんどんあふれていた。どんなカラクリがあるのかわからないが、私には奇跡にしか見えなかった。

また、交通事故で半身麻痺という人に私が気を入れて、足の指が動くと言われたことがある。動いたことはなかったと言う。きっとあれも、奇跡的ではある。ヒーリングは時に奇跡的なことを起こす。

実は身近に奇跡や超能力は溢れていると私は思っている。(笑)