クリスマスも過ぎて、今年もいよいよ年末である。紅白歌合戦や年末年始のテレビ番組の話題も増えている。
紅白歌合戦の出演表を見て、何かが随分と様変わりしたように感じた。
昨年がどうだったかは覚えていないし、紅白歌合戦は観るには観るがそんなに気にはしていない。
今年はジャニーズがまた増えたが、AKBグループは出ず、坂道シリーズのみ。あのEXILEが出ていない。逆にネットから人気になったようなYOASOBIなどが出ている。演歌歌手は本当に少なくなった。
変わったと思ったのは若い人に寄っているということ。テレビは昨今は老人中心のメディアであることから、どうしても高齢者がよく知る歌手が中心になっていた感がある。しかし、そんなことをしていては未来はない。
もう一つ感じるのは、芸能事務所の談合と忖度の産物であると感じられてきた紅白にEXILEが出ていないこと。これは個人的な感想であり、別に根拠はない。それでもジャニーズが増えているのはやはり人気はあるということだろう。
コロナ禍での紅白歌合戦は無観客生放送で行われる。ショービジネスはこの1年は逆風に晒されてきたが、今まで通りではカテゴリーごと成立しなくなる可能性も感じているのかもしれない。
この世の中はなるようになるし、なるようにしかならない。それが加速した1年であり、変化は芸能界にも来ているのだろう。