人生行き当たりばったり

あなたは何を目指しているんですか?と尋ねられて、考えてみた。

若い頃から何かを目指さなければならないと思って、目標設定に無理にしようとしたこともある。しかし、未だに自分がどうなりたいかなど分からない。もし、あるとすれば自分が何者かを知りたいということであろうか。

自分は安定した安楽な人生を望んでいたが、やってくるのはジェットコースター人生ばかりだった。

若い頃を振り返ると悩む割には行き当たりばったりに生きて来た。

筋書きのない人生を行き当たりばったりに生きている気分で運命に身を任せるていると、神が書いた筋書き通りに決まった人生を歩いていくような気がしている。

目の前に回って来たお鉢を取るしかない。ただ、それをするのみだ。

目標設定をしながら、目指すものを持つことは素晴らしいが、そうじゃなくても構わないのかもしれない。

自分が何をしたいのかわからないことに、引け目を感じて生きて来た。でも、引け目を感じる必要などないのかもしれないと最近になって思う。

人生行き当たりばったりが、私の座右の銘かもしれない。