シンエヴァンゲリオンの完結編が上映される中、NHKのプロフェッショナルで庵野監督のドキュメンタリーが放送された。
エヴァンゲリオンは初回放送から観た。ロボットアニメに見えて、実は意識の世界を描いた作品に圧倒された。
とても、生きにくさを感じる人なのだろうと思ってはいた。そこに共感すら感じる。
作品は面白いが本人もとても興味深い。ああ、こういう人だからこんな作品ができるんだ〜という感じ。
完全なもの、きれいなものは面白くない。欠けているものが面白い。彼の言葉は人生そのものを顕している。
完全である存在が、不足と不完全さを体験するのが人生だと私のインスピレーションは語る。
私の自我はそんなの言ってる意味がわからないし、わかりたくもない。ただ、潜在意識はそれが限りなく真実だと知っている。
彼の生きづらさは彼にしかわからず、私の生きづらさは私にしかわからない。それぞれが全く違ったテーマの同じことで悩んでいる。
シンエヴァンゲリオン、観に行きたい。