clubhouseでのワンシーン。霊能者を標榜しているモデレーターに噛み付く浮気相談の相談者。キレる相談者相手にroomを閉じることになった。
最初から聞いていたわけではなく、途中から入ったので、推測も入っているが、霊能者へ旦那の浮気の相談をしようとしたら、それが視えないと言われて、そんなのが視えないなら霊能者を語るなという話だった。
私はおろおろするモデレーターが本当に霊能者かどうかは正直わからない。ただ、相談者が霊能者を超能力者か何かと勘違いしているのもある。生きた旦那をリモートビューイングできるのは霊能者でなく、超能力者である、
霊能者と言ってもいろんな能力を持つ人がいる。単に霊が視えるだけの人。視えても会話すらできない人も多い。視えても除霊すらできない霊能者もいる。先祖やら、守護霊と会話できたり、いろんな存在から目の前のこと以外を聞き出すことができる人がいる一方で、憑依されて追っかけ回される霊能者もいるのだ。様々である。
浮気した旦那が死んでいれば霊能者の出番かもしれない。しかし、生きている旦那の浮気を霊能者に相談するのはお門違いと言える。
良くて「あなたには先祖の色情因縁がある」と言われるのがオチである。先祖や過去世が見えるかどうかは霊能者か否かとは関係ない。
私は他人の過去世がビジュアルで見えたことはないが、私の師匠は他人の先祖や過去世をリーディングしてた。彼は霊能者ではない。
最近、芸能界で有名な霊能者とお話しした時のこと。彼は正直な人なのでできること、できないことをはっきり言う。霊能者だからの言っても、オールマイティな超能力者ではない。そんな所で、共感をした。
テレビに出てくる霊能者がすべて本物であるわけでもなく、ある程度作り込まれた超能力者としての創作物だったりする。
そのイメージで霊能者を見るのは間違っているし、そもそも霊能者を過信して過大な期待をするのも違う。
私は霊能者という人によく会うが、テレビの霊能相談ができるような霊能者に会うのは稀である。もちろん、いないわけではないが。
噛み付くスピーカーは「私は一般人」を盾にモデレーターを袋叩きにしてたが、わからない世界への恐れはわかるが、原因は自分の無知によるものだ。
霊能者側にも問題はある。まるでテレビの霊能相談のようなroomを開けば、視聴者が様々な問題解決ができるオールマイティな超能力者を期待するのは仕方がない。
自分のできることできないことをハッキリと言うようにしないと誤解は生まれるものだ。