古い祠

clubhouseのヒーリングをするルームでのこと、腕のしびれで不調を訴える人がいた。

私は遠隔ヒーリングを試みたが残念ながら効果はでなかった。

ヒーリングはそこで終わったが、その方は霊的に気になることがあるという。体には特に憑依は感じなかった。神棚は?というとそれも問題はない。蔵があるという。古いお屋敷でほとんど開けない蔵があるという。その地域の地主さんか何かだろう。

妖怪アンテナにビリビリきたが、それがなんだかわからなかった。私は霊能者ではない。

他の人も蔵が怪しいと言い出した。

彼女はその蔵をそのうちに整理したいの考えているという。古い品物たちがそれを聞いたら反発をするかもしれない。もっとも、私は付喪神を扱った事はない。

付喪神がいるとして、それが障りをなすなら、神社にお祓いをしてもらうか、それとも神頼みの作法を行うのではどうか?という提案をした。

その前後での蔵の波動の変化は私の方で観ることにした。

その後に私にもギックリ腰直前のような体調の悪さがきて、自分で整体をした。なんだろうかと思った。

数日経って、そのお屋敷の住所と衛星写真が送られてきた。

それをみて、あら大変と思った。大きなお屋敷も半分くらいは浸食されているが、屋敷より北側にある森が邪気の本体である。付喪神よりも遥かにスケールがでかい。

ああ、関わっちゃイカン奴だった〜と言う思いが頭をかすめた。間違いなく自然霊、土地神の類で私の手に余る。

森には何があるのか?と問い合わせると案の定で古い祠があり、小さな神社だという。今は誰も拝んでないのではないかという。

地鎮のための祠が誰も拝まなくなって、鎮守の力が衰えた。それで土地神の障りが抑えきれてないのだろうと仮説を立てた。

私の体調の悪さも取れておらず、障りは私にも来ているのだろう。何かからのなんとかしなさいと言うリクエストだ。どうやら、これは完全に巻き込まれている。残念なお知らせである。orz

森を含めたその地域まるごとを鎮めてもらうように、お屋敷の人には氏神に行って、祈願の作法をやってもらった。

すると、ありがたいことに敷地内外の邪気は見事に鎮まった。

あとは、古い祠に定期的にお参りをしてもらうように、お屋敷の方にお願いした。土地の鎮守が機能すれば障りは抑えられるはず。古くからの地主の家系なのだから、そういう縁はあるだろう。

地鎮をすれば、地主の家系に必ず良い運気がもたらされるはず。

最近、妙なご縁で土地神の問題に出くわすことになる。これで何度目であろうか。私には手に余るので、できれば御免被りたいものではある。

とにかく、今回の件は鎮まった。めでたし、めでたし。