時代は変わってる

ニュースでAMAZONがFTC(日本でいう独占禁止法の監督官庁)の委員長になったLina Khan氏をAMAZONへの調査から外すように嘆願書を出したという内容を報じている。

Lina Khan氏がAMAZONの規制に対して積極的であるというのがその理由である。

AMAZONは法の網の目をかいくぐって、世界中で好き勝手をしてきた国際企業グループである。日本でも税金逃れをしてきたのは有名である。また、顧客へは手厚いが、セラー、雇用者に対しても非常に強硬で搾取をしてきた。

私もAMAZONでセラーをした経験があるが、セラーに対して非情であるのは身に染みて知っている。AMAZONには感謝もしているが、そのやり口には腹が立つことも少なくはない。もっとも、プラットホーム業者というのはヤフー、ebay、楽天、LINEなども搾取できる側には非情なのは同様であろう。

そもそも、Lina Khan氏を登用した時点でアメリカがGAFAを抑え込もうとしているのか、それともたまたま委員長に選任されたかによるだろう。

かつてならアメリカの大企業が追い込まれるようなことはなかっただろう。富を持つものこそが正義である。少なくとも過去はそうだった。幾分か、時代は変わってきていると思うのだ。

個人がSNSで自由に発言をし、主張をできるようになったのは、そもそもがGAFAが大きく貢献をした。そのGAFAが、その個人の主義主張ができることで追い込まれるとすれば皮肉であると言わざるを得ない。

GAFAはかつての強者から、お株を奪って大きくなってきた。しかし、強者になった彼らは逆に倒される側になったのかもしれない。諸行無常で、歴史は繰り返される。

実に興味深い。