「青天を衝け」とマインドコントロール

土曜の昼にテレビをつけると大河ドラマの再放送をやっていた。ちょうど、孝明天皇崩御のシーンであった。

先週の本放送でも見たが、このシーンがどうも違和感があるし、マインドコントロールだなと思うのだ。

孝明天皇が神事で無理をして病に伏す。後の明治天皇である親王が来ると「来てはいけないといったではないか」と父が言い、息子は「種痘を打ったので私は大丈夫です」と答える。そして、孝明天皇は「種痘か」と言って崩御する。

種痘とは今風にいれば、ワクチンである。コロナ時代でなければ、まずこんな違和感のあるセリフが最後の言葉になるわけもない。

NHKのスタッフがどういう経緯でこうしたかはわからないが、あきらかなマインドコントロールが大河ドラマに組み込まれていると私は思うのだ。

そもそも、テレビ自体が洗脳マシンであるわけなので、ドラマにしても、ニュースにしても、”社会”による多くの洗脳のためのマインドコントロールは入っているが、これはわかりやすすぎるし、陳腐だ。

西村大臣が飲食店に酒を出させないように金融機関を通して飲食店に圧力をかけているというニュースが話題になっている。まあ、こうなると国家による脅迫行為である。構図としてはもう第二次世界大戦中の「一億総火の玉だ」となりつつある。結果は全員が燃えちゃって焼野原になった。

大を救うためには小の犠牲はやむなしと大臣連中は考えるのだろうが、少なくとも日本ではコロナ感染で死ぬ人よりも、首をくくる人が多くなるのではないかと心配になる。