道を歩いていると前から細身の黒人の男性が歩いてきて、でかでかとDoleと描いてあるのが目立った。
Dole(ジュース屋)の回し者かいと自分でボケて、そんなことあるかいと自分で突っ込んでしまった。
私も含めて自分のTシャツに文字的に何が書いてあるかなど、あまり気にする人は少なく、外人の場合は漢字で「日本人」とか、なんで〜という妙な文字が書いているものを着ていたりもする。
日本人だって、HawaiiとかNEWYORKと書いたTシャツをアメリカで来てたら、側から見たら相当に面白い。日本で言えば、東京都とか、福岡県とか書いたTシャツのようなものである。
その点、Doleはまだマシである。
別の見方をすると、紋章や文字を体に刻むのは、かなり呪術的な行為と言える。それが着物上であっても立派な呪い(まじない)である。
「バカ」と書くよりは「ありがとう」と書いてある方が明らかに良い影響を与える。同じ紋章でも波動の悪いものよりは良いものを選ぶに越したことはない。
運の良い言葉、運の良い紋章の方が良い。
ネガティブな言葉のTシャツなど着るものではないと私は考える。
戦場では機体や制服にドクロや死神を描く慣習がある。威嚇の意味もあるだろうが、生と死のギリギリの環境下で死神とすら仲良くなった方が生き残れるのではと考えるのだろう。あれもとても呪術的だ。それを真似して平和な時代にドクロマークなどつけるのはいかがなものかと思うが、結構子供服にもドクロマークなど付いているデザインは多い。
企業のロゴなら、今まさに成長している会社のロゴの方が成長しきった会社のロゴより良いことになる。
Tシャツの柄も株式銘柄の選び方と同じになってしまいそうである。(笑)