原発の処理水

「福島第一原発の処理水の放出が決まった」というニュースをテレビでやっていた。処理水は濃度の基準値を満たすように薄めて・・・と伝えている。

政府やらお役所というのは素人が考えても「ダメじゃね」と思うような論理を使うことがある。現在、処理水は大量にある。それは基準値よりも高濃度である。だから、水で薄めて捨てちゃおうというのが方針である。

しかし、水なんてものは元々海には山ほどある。

わざわざ、水で薄めなくても、海に入れれば同じである。たとえ、薄めたとしても放射性物質の総量は全く減らない。

排出の際に濃度を下げるのは、有害物質の総量を減らすようにしなければ、全く意味がない。わかっていて、小手先の小細工で通そうとするのは姑息と言わざるを得ない。

役人の頭が悪いのか、それともそんな簡単なことを”愚民”にはわからないと思っているのか?そもそも、官僚というのは頭自体は良いのである。頭の使い方に是非はあるが。ということは国民をバカにしているのだろう。たぶん。

このレベルで、コロナウィルス問題とか、コロナワクチン問題も適当な理屈をこねくり回して扱っているのである。

たとえば、ワクチンは感染しないわけではなく、重症化が抑えられるだけだ。ワクチンを打っていて感染した状態で通常の生活をすれば、スーパースプレッターになるだけである。ワクチン接種者が増えても、拡散はが防げるわけではない。あげくの果ては抗体は3~6カ月しかもたない。あんな重篤な副作用や後遺症が隠れているかもしれないものを年に何回も接種するのか?

この手の論理のごまかしはエスタブリッシュな大企業の中でもよく見る。正直、まったく本質とは関係ない論理により物事を承認したりしている。

何やってんだろうと思う。