秋雨とコロナ禍

今年は異常気象で冷夏であろう。お盆の頃から天候不順であったが、お盆頃に梅雨前線のようなものが張り出すのは見たことがない。

一旦、暑くなったと思ったら、9月に入っての予報はしばらく雨とくもりが続く。秋雨という言葉はあるが、半世紀以上生きているがこれほど雨の続く夏はあまり記憶にない。

気の世界では、人の意識は天候にも影響をすると考える。人の意識といえば、コロナ禍で世界中の人が不安と恐れに苛まれている。人の意識が天候まで悪くしているとすれば難儀な話だ。さらにそこに、自然災害と天候不順による不景気が重なったら、泣きっ面に蜂でさらに悪くなる。

コロナ禍、災害、不景気のどれをとっても、簡単ではないのだが、せめて天候ぐらいは秋晴れで行って欲しいものだ。