高尾稲荷

日本橋箱崎にある高尾稲荷については、オフィスの近くにあったのだが、社ごとなくなっているのに驚いたことをブログに書いていた。

高尾稲荷というのは江戸時代に悲しい伝説のある高尾稲荷が祀られている。人骨が祀られていることも珍しいし、その物悲しい伝説にも同情があり、よくお参りをしていた。どこに行ったんだろうと思っていたが、その答えをテレビが教えてくれた。

NHKの歴史探偵で、吉原について扱っていた。その際に高尾太夫と高尾稲荷が出てきた。今も仮の社で祀られている。美人というのは死んでも気になるのか(笑)、どこかで気にしていた。

そりゃあ、長い間しっかりと祀られていた社が急になくなる訳もないのだけど。

高尾太夫は伝説では隅田川の舟で伊達の殿様に切り殺されたことになっているが、実は19歳ではあるが、史実では切り殺されるようなひどい死に方はしなかったとNHKは言っていた。それもなんかよかったねと思う。

たぶん、あの辺りを探せば近所に仮の移転先があるのだろう。本社に行った時には探してみようか。