運気を良くする

周囲を見渡して、運気を読み取ると人は良いのだけど運気が悪い人がいる。そんな人が集まって、開運を求めて活動するとあまり良い結果はでない。

「私は運がよい」と1万回ぐらい言ってみたり、どこかに自己アピールとして表記したりする。しかし、本当に自分は運が良いと思っている人はわざわざそんな事はしない。日々の中で、小さなことにも「良かった」と思うだけである。

人が良くって優しい人が必ずしも運が良いとは限らない。自分を犠牲にしたり、自分に厳しすぎたり、自責の念が強いと運が下がる。無理に良い人になろうとするとそうなる。これは私も耳が痛い。

「運が良くなりたい」と力強く思えば思うほど、「不足」を感じるだけだ。自分の内にエネれギーがなく、外から奪ってくるしかないと思い込めば、見事なエネルギーヴァンパイアの誕生である。「不足」とは自分には「ない」と思うことだ。有限の世界で生きていると感じる人が陥りやすい。

運気をよくするにはまずは「ある」ことに気づくことだ。エネルギーは至る所にある。全てはエネルギーでできている。自分の内にもエネルギーがあるのだが、それとつながってない。

「ある」ことに気づくことで、自然とそれとつながる。そのために、特に何かすることはない。何かしないと手に入らないと思うのこそが「不足」であり、それを遠ざける。

「欲しがらないこと」と言っても良い。それは「欲しがりません、勝つまでは」とも違う。我慢はしなさいということではない。これが意外と難しい。

私の場合は欲しがらない代わりに痩せ我慢をしていることの方が多かった。それもまた「不足」を生む。欲しがらず我慢もしないことは重要で、心配しないことだ。これが本能には難しい。人類は心配する力によって生き残ってきた。

「不足」は分離意識の産物でこの有限の世界のお約束でもある。体を持つ限り、「不足」から完全に解放はされないがそれに常に苛まれなくなれば運気は上がる。

運気が上がるとそれにあった波動の引き寄せは動作を始める。運気が下がったままではそれに見あった引き寄せしか起きない。何かをイメージしてそこにエネルギー(運気)をのせる時にどんなエネルギーをのせるかは結果に影響をする。

すべてはすでにあると気づくこと、うーん近いけど遠いなぁ。