繊細さんと鈍感さん

HSP、繊細さんというのは相手の思っている期待や要望を先回りして感じ取り、それに応えられないことを恐れ、苦痛を感じるような人である。

そんな人が主流ではなく、敏感な日本人ですら2割と言われている。そんな感性は8割の鈍感さん(非繊細さん)にはわからない。

ビジネスリーダーは自分の期待とリクエストは言語化して、伝えて、握ることが大切だとされている。それを信じる人はズケズケとモノを言ってくる。

しかし、繊細さんからすればそんなことは透けて見えており、重々承知をしてるのだから、敢えて言語化されて送られてくると、どっと疲れる。

頑張っている人にさらに頑張れ、お前はダメだと言われているように感じてしまう。たぶん、相手にそんな意図はないのだろうが。

逆に鈍感な人の中には言語化されて、突きつけられてもさっぱり響かない人もいる。

人というのは本当に様々である。相手を見て、対応を変えていける人はいわゆる人垂らしになれる。うまく、相手にあわせて表現する人がいるものなのだ。

誰でも皆同じだと十把一絡げにするビジネスリーダーを見ると、一流にはなれたとしても超一流にはなれないのだろうなと思う。

リーダーにすら向いてない私がいうことでもないのだが、そういうことはむしろリーダーを支える側の人の方がよくわかるモノだ。