よく金運を呼ぶお財布について語られることとして、お金を方向を揃えて入れる、お札にアイロンをかけて入れるなどと聞いたことがある。
知人と飲みに行った時に、少しだけ驚いた光景をみた。
随分と酔っ払った彼はかなり立派な長財布を取り出して現金を出した。千円札を数枚か。それを1枚1枚確認をして私に渡す。それ自体は何の変哲のない風景である。
ところが、持っているお札はすべて手が切れそうな新札であり、くっついているのを剥がすような所作でお金を渡してくる。彼の財布には新札でないお金は一枚もない。
それがたまたまそうなのか、それともこだわっていつも新札しか財布に入れないのかはわからない。また、そんなこと聞けなかった。(笑)
お年玉や結婚式のご祝儀の時は極力新札に交換するとかはあるが、今は銀行の窓口で新札に交換してもらうのも疎ましがられる。
彼は銀行関係に勤めているのだが、特別にこだわりがあるのだろうかなどと想像してしまった。
ちなみに彼は特別に金回りが良い人物には見えない。しかし、住む場所は都内の一等地である。人は見かけに寄らないのかもしれない。
持つお金をすべて新札にすると金持ちになれるのか?という命題を考えたのだが、そこはどうでも良さそうな気はした。
新札のみを優遇して、古いお札を差別してるようにも思ってしまう。そこは好みの問題だね。