ツインレイ 2

NHK朝ドラ、カムカムエヴリバディは二代目のるいとジョーの話をやっている。この出会い、いわゆるツインレイのような運命の出会いとして描かれている。

出会う前から実は昔に出会っており、全くタイプが違う二人が何故か自然と強く引き寄せられていく。まさに運命の出会い。

しかし、この物語は想定される範囲の中で一番行ってほしくはない所に進んでいく。一代目の安子の時はことごとく想定の範囲の一番悪目に進んだ。

たぶん、この脚本家が最後にはすべての伏線を回収するであろうことがわかっていても、るいとジョーの話も悪い予感しかしない。

ツインレイというのは魂の双子の片割れと言われるが、魂の統合を目指す存在でこの世でハッピーエンドになるとは限らず、障害が必ずやってくると言われている。ツインレイとは結ばれるための運命の人ではない。

その心の痛みは魂を磨くのに役立つという訳だ。想い合う二人が一緒にいられなくとも、無条件の愛を持つ事で無条件の愛がどんなものかを学ぶ訳である。しかし、それは当事者にとっては耐え難いものに違いない。

この二人がそんなにハッピーな展開が待っているとは思えず、そんな所までツインレイっぽい。