我が家には双子の息子がいるが、親戚を見渡しても他に双子はいない。彼らが生まれた時に不思議なことがあった。
我が家は結婚してもなかなか子宝には恵まれず、奥さんは婦人科に通って妊活をすると言いだした。その際に普段はなんの興味をみせない気功にも興味を持った。
そこで健康増進のため、渋谷にあった西野塾に二人で通った。
渋谷のヒーリンググッズショップでピラミッドボックスが欲しいと言い出す。ピラミッド型のガラス製の箱でその中に願いを入れて、祈るというもの。ピラミッドはエネルギーを集めるのでそのエネルギーで願望達成をしようというもの。
それならいっそ私が当時研究していたまじない術も使って「我が家に子供が生まれます」という祈願をかけた。
ほどなく奥さんに双子が宿ることになった。そんなには時間は掛からなかった。
しかし、その後に弟の家にも子供ができて、予定日はとても近かった。さらに連絡が来たのは従妹の家にも子供が授かった。やはり、予定日は近かった。
「我が家」というのが一族という意味になって4人生まれたことになる。後日、この話を天台宗の坊さんにいうと祈願は曖昧にするとそういうことが起きると言われた。
なるほどと思う。それ以来、この手の事をする時は限定条件をしっかりすべしと思った。〇〇と△△の間に子供が一人生まれますとか。
親戚中に一度に4人の子供が授かったのが、私の祈願法によるものかどうかは確認する術もない。
しかし、1ヶ月の間に親戚に4人の子供が生まれたのも、珍しいのではないかと思う。