西遊記と白竜、玉龍

ネットの書き込みで、堺正章版西遊記での藤村俊二の馬の役名についての質問があった。私はその答えは即座に「白竜」だと思った。

所が答えた人は「玉龍」という人に混じって「白竜」と答える人もいた。調べてみるとWikipediaでは玉龍が正解。。

Wikipediaによれば西遊記の本の中では、「玉龍」なのだが、中国では一般的に「白竜」と呼ばれており、どちらも正解である。

私の記憶では、あれは中学生ぐらいのことであったが、藤村俊二の役は白竜だったように記憶している。

平成の唐沢版では柳沢慎吾演じる馬は「白竜」となっている。平成には香取版もあって良く覚えているのだが、唐沢版の存在はすっかり忘れており、その記事を読んで思い出した。唐沢版では白馬の役名が「白竜」だったので、堺版での白馬を上書きしてしまったのか?とも思うが、そもそも唐沢版の存在を忘れていて私の中では「白竜」役は藤村俊二のイメージが強い。そして「玉龍」という名前が私の中では記憶にない。

これが私がそう思うだけなら、記憶違いで済ませるしかないのだが、他にも「白竜」と答える人が散見されることに注目すると、マンデラ効果について考えてしまう。同じ記憶違いを持つ人が沢山いて、その人たちは別のパラレルワールドから来たのではないかという都市伝説である。

過去に私自身のマンデラ効果疑いについては記事に書いた。そして、未だにそれらには違和感を持ち続けている。

玉龍、白竜問題についても、マンデラ効果なのかもと思う。大昔のドラマの役名などどうでも良いことではあるのだが、それを観たのはココとは違う世界だったという妄想に実感があるのには馴れない。