マニュピュレーター

最近、マニュピュレーターなる人の話を聞く。サイコパスの少し温和なタイプとも言えるが、社会適合型サイコパスとは見分けがしにくい。

テレビやネットでその概念について知った所、仕事場で早速そのような人物に出くわしたので、そんなことも書いてみたい。

マニュピュレーターとは「操る人」である。様々な心理攻撃により人を操るのに長けている。人心掌握術に長けている人が全員がそうな訳ではなく、マインドコントロールで本人の利益とは関係ない方向に行かせる迷惑な人のことだ。物腰が柔らかく、暴力的ではないので、気がつかないうちにマインドコントロールにかかっていることが一番厄介である。

例を挙げるとママ友仲間の裏の番長みたいな黒幕である。何かをする時に人を使って自分の手は汚さないのだ。自分の言うことで相手に影響を与えたい、人を支配して喜ぶエネルギーヴァンパイアである。

私の理解した範囲の分類でサイコパスとの違いを語ってみたい。

サイコパスとは良心がなく、罪悪感がない。恐怖心もなく、自分だけが良ければなんでもありな人。共感性はないが、人の心を読むのは得意で人を操るのに長けている。彼らは他人を家畜のように感じているのだろう、他人に対して全く容赦はない。犯罪者だけでなく、社会適合型のサイコパスもおり、経営者、医者、政治家、官僚、軍人など社会の中核で活躍するサイコパスも多い。

彼らには共感性がないせいか、生き霊が全く憑かない。波動は無邪気だったりするので、リーディングでは見抜きにくい。

マニュピュレーターはサイコパスほどではないが、自分が良ければなんでもありな人。人の心を読むのは得意で人を操るのに長けている。方法がサイコパスに比べてかなり温和でそれをそれとは感じさせない。言葉で相手の心を揺さぶって、支配する。しかし、サイコパス と違って彼らは恐怖感や不安感は普通にあるのではないかと思う。

仕事上で他部署の人と話した時に、自分の都合をこちらに押し付けようとする人がいた。その方法がいやらしい。相手が否定しにくい正論を持ち出して、明らかに筋違いな話に巻き込もうとする。粘着質ではあるが、奇妙なほど丁寧な言葉は使う。しかし、筋違いな無理を断りにくくさせる。

優しい人ならなんだかんだで仕事を押し付けられるだろう。心理テクニックで支配しようとしてくるのがわかったので、その場ははぐらかした。

彼は出るところにでて面倒な事を発言はしたくないので、とにかく他人にやらせようとする。裏工作はするが、真正面からやり合う勇気はない。難しい屁理屈をこねて、ああ言えばこう言う。ただ、承認欲求だけが目立つ。

彼をみて、コヤツがマニュピュレーターなのか?と思った。たしかにこんな連中は他にもいる。いろんな所でいろいろ言って回るが、他の人と答え合わせをすると言っていることが相手によって変えていたりする。

サイコパスとマニュピュレーターの共通点は他人を利用することしか考えてないが、マニュピュレーターは他人を操ることで承認欲求を埋めている感が強い。平気で嘘や作り話をしてくるので、良心と罪悪感はない。

マニピュレーターは人心掌握術に長けているのは良いのだが、他人を遊び半分で翻弄して喜んだりするのは迷惑な存在である。

マニュピュレーターについては見分けられているなら、言うことを聞かなければ良いだけなのでさほど問題はない。ただ、信用してしまうと手酷い目に会うので、見分ける目は持っていた方が良い。近くにいたら、遠ざけるのが正解である。それはエネルギーヴァンパイア全般に言えることだ。