子供の頃から霊が見える

ある女性の霊能者の話を聞いた。子供の頃から霊が見える、日常で見ていた人の中で一部は死んだ人だったとわかったのは少し大きくなってからだったと。

霊も人であるし、むしろ生きた人よりも優しいと言う。この人は見ず知らずのお化けと関わり合いたい訳ではないとはいうのだが、仲良くなると一緒に住みたくなると言う。

お化けと一緒にいたいという人に会ったのは珍しい。人の好き好きはいろいろあるもので、死者の波動に馴染む人なのだろう。

一度だけだというが、霊に体を乗っ取られた事があるらしい。霊媒体質なのだろう。乗っ取られた時のことは覚えていて、身動きができず、体が何者かに動かされる感覚なのだという。

ちなみに霊が見えるという人には数多く話を聞いた事があるが、霊媒となると極端に少ない。本人から聞いたのは私はこれで2例目である。以前に会った人もやはり急に起きて、自分でコントロールできるわけではないと言っていた。イタコの人は自分で憑依をコントロールできなければならないだろうが、そんな事ができる人には私は会った事がない。

話はできるけど、除霊はできないらしい。霊が見える人でも除霊ができる人は私の出会った中でも少ない。この人は優しいのか霊に好意的なので、除霊はできたとしてもしないという。

世の中にはいろんな人がいるものだ。霊に惹かれる霊能者である。