人の個性って結局は好き嫌い?

私は昔からいろんなグループの人と付き合うことが多い。大学のクラスでもいろんな小グループがあったが、それらの誰かと友達になっていて、それぞれのグループが持つ先輩からの過去の試験問題やノートが私のところに集まってきて、バーターで情報共有をしてた。

その時に困るのが、あちらでは別のグループの人の事を悪くいう人がおり、逆のグループでは逆のことを言う人がいる。私はどちらとも仲が良かったりするので、困ってしまう。

大人になっても、やはり同じような事が起きる。私から見ると明るくてとても好感が持てる人が著しく低評価である。仲の良い人の事を悪く言われるのは嫌なのだが、彼らの立場からはそう見えるのかとも思う。

個を作り上げている個性とは、その人の経験、記憶、感情のデータベースがこだわりや偏りを作っていると私は考えている。

それを手放していけば悟ってしまうが、肉体を生きる身において全てを手放すのは無理ではないかと思っている。それをすればお陀仏になって、この世にいる意味をなさないのでは?とも。

そのこだわりに良いも悪いもないのだが、結局は好きか嫌いかが問題であり、人間関係においてそれは相性問題だけではないかと思う。

AさんはBさんが嫌いだが、Cさんとは気が合うとする。BさんとCさんがどうかはまたその相性で別問題だ。誰からも愛される人もいなければ、誰からも嫌われる人もいない。

逆エンパスの人は周囲に波動がダダ漏れで、その波動が合わない人は話もしたこともないのに、気に食わないと文句を言われる。私もたまにあるのだがそんな人とは波動は合ってはいない。

そんなのを見ていると、誰からも好かれようとするのは無駄な足掻きであるのだと思う。

他人から嫌われているのではないかと感じて悩む人がいたら、気にしないで良いと思う。なぜならば、相性が合ってない人には好かれないのだ。それがどんなに魅力的な人であったとしてもである。

なにも相性の悪い人と仲良く付き合う必要などない。もっとも、社会ではそう簡単にはいかないのだが、それは表面だけの付き合いとすれば良い。