ドラマ「花咲舞は黙ってない」第七話では銀行窓口でローンの相談に来たお客さんの対応に問題があり、その客が無差別殺傷事件を起こしてしまう。
お話はさらに巨額融資の失敗の原因に行き着く。その話は置いておいて、手続きや理論が間違ってなくとも、人との対応の仕方を間違えると、著しく問題に発展することがある。
人を馬鹿にした扱いをして恨まれたり、自暴自棄にさせて犯罪に走らせたり、パワハラで訴えられたり、相手をメンタル崩壊にさせてしまったり、自殺に追い込んだり、さまざまなことになる可能性はある。
勿論、同じように相手を雑に扱ったとしても、全員が同じ行動を取るわけではない。まして、無差別殺傷事件を起こすなんて考えようもない。
相手を犯罪に走らせても、銀行員を直接罪に問える訳ではない。
正しい事を言っていても、言い方が悪ければパワハラになるし、人を追い詰めることにはなるのは確かである。物の言い方というのは重要なのだ。
見方を変えて、今後の世界ではAIが多くのことで人に成り変わることになるだろう。その際に、相手の気持ちを考えずに答えを出すのはAIの方が人間より何百倍も役にたつ。そんな答えしか出せない、人の気持ちを考えない受け答えをする人は社会から必要ではなくなるかもしれない。人の気持ちを受け止めて、その上での答えや対応ができる人は、AIではない、人である意味がある。
人の気持ちがわからないような人は、AIに淘汰されていくのではないか?などと考えてしまった。
勿論、AIを超えるような発想力の人もいるだろうから、そう言う人はAIに負けずに生き残るだろう。