友人と飲みに行ったら、そこで幕内力士と会った。彼は私の友人の飲み友達であった。
私は大相撲には興味がなく、名前も知らないが、番付にはしっかり載っていたので、大相撲を観ている人なら普通に知っている選手なんだろう。前頭の何枚目と言うやつだ。プロ野球選手で言えば、1軍のレギュラー選手のようなものだ。
彼は5月場所で足首の靭帯損傷をしていると言う。立ち会いの際に靭帯の切れる音を聞いたというから、全部でないにせよ一部は切れているのだろう。
彼はそこではアルコールは飲んでなかった。7月の名古屋場所までに回復しないといけないと言うのだ。
友人がヒーリングしてあげてと言うので、左足首に強い邪気があったので、邪気を抜いて気をいれたが、靭帯が切れているものをすぐに直せるわけもない。免疫力を上げて炎症を減らすお手伝いにすぎない。
靭帯損傷は、数週間で炎症は治るだろうが機能は回復しない。プロアスリートがそんなことで良いのだろうかと素人ながら思った。プロ野球選手などは時間をかけて治すような気がする。
帰ってからネットで調べてみると大相撲は休場すると大きく序列を下げるので休んで怪我をなかなか直せないようだ。
格闘技なのだから、怪我は多いと思うのだが、故障しても完治させられないとは難儀な職業である。
プロのアスリートは選手寿命が長くはないのだが、大相撲はさらに短そうである。