私は霊も見えなければ、龍もあまりよくわからない。龍についてはよく知り合いの霊能者たちが、ここに龍がいるよといったりするので、そこに強いエネルギーを感じることもあるし、言う人によってはそれが感じられないこともある。
昔から諸々教わったすごい霊能者がいるが彼の言う龍やら龍神と言うのは高次エネルギー体と言うものだ。たまにそういう人がいなくもないが、あとは私にはよくわからない。だから、あまり龍というものはあまり信じてない。
所がである。クラブハウスで当時目立っていた本も出版しているようなスピリチャリストに、龍の瞑想というのを受けた時である。私は瞑想の中で巨大な龍を見た。元々、視覚的な能力に乏しい私には珍しい。
導入の誘導により、あなたの龍と会います、空を飛んで、洞窟に入っていきますと案内される。奥に行って広場であなたは何が見えますか?と言われて私が見たのは大きな黒龍だった。名前を聞いてくださいと言われて問うてみると答えは「クビラ」と答えた。
瞑想が終わったあとに、聞き覚えのない言葉だったので、インターネット検索をしてみると、クビラ、クンビーラは十二神将の一人、宮比羅大将もしくは金毘羅である。まるで金毘羅権現の化身と会ったような気分となった。
ちなみに私は兼ねてより、金毘羅宮とは相性が良いし、ご縁もあると思っていたので、奇妙な感じだった。
先日会った龍の画家さんとお話をしたが、彼女は龍が見えるのだと言う。彼女の言う龍は高次エネルギー体である。龍がいる、龍が見えるのだと言う人の中で私がそうだなと思う人はそれほど多くはないこともあり、私にとっては貴重である。
霊能者の中には神と偽るもの、仏と偽る者と会話して、神の言葉として語るものは昔からいる。禅の言葉に、仏と会えば仏を殺せ、父母と会えば父母を殺せという言葉があるが、仏と思ったら実は低級霊というのを戒めている。
あの時に見えた龍というのは本当に龍の形をしていた。霊視でビジュアリゼーションする時にその人の記憶にある形を取る事から、それはまさに私の中で「龍」だったのだろう。強いエネルギー体だった。
実に印象的だった。