煽りすぎである

毎日のように新型肺炎、新型コロナウィルスのニュースがある。マスコミは少々煽りすぎの感もある。

昨日は福岡の地下鉄でマスクせずに咳き込んでいた人がいるので緊急停止ボタンを押した人がいると言う珍事件が飛び込んでいた。

こうなるとコントか、パニック映画のようだが、直接に友人から聞いた話として、感染が恐くて自宅に引きこもり、買い物は全てAmazonで買っていると言う人がいたのを考えるとパニック的になっている人が多いのかもと思う。

企業が社員の感染を恐れるのは当然である。社員に感染すればその人の稼働は半月ぐらいは取れないし、集団感染は業務の停滞を生み、事業所閉鎖などした日には事業計画に対して致命的である。さらに風評被害もあり得る為事業リスクの塊である。ただ、人が死ぬかどうかはそこにはあまり関係なく、死ななくても大問題なのだ。

個々人の事を考えれば、たとえ感染しても死ぬような事がなければ、インフルエンザと大して変わらない。人類はこのような脅威に常に晒されながら進化してきたのも事実だ。高齢者や特別に免疫が弱い人以外は、死を恐れてパニックになるほどのことではないと感じている。

それはたとえ感染してもである。今はエボラのように致死率が高くはないが変異したらどうするんだと言う意見があるが、それは感染したらゾンビになると言うマレーシアの噂ぐらいおバカな話である。いまの時点ではそうではないし、なんでもありならば真面目にゾンビ感染や宇宙人襲来に備えなくてはならない。

高齢者や幼児でもなく、持病も持たない人が感染したら死ぬと思い込むのは既に恐怖症に近い。もちろん、そう信じる人に効く薬はない。恐れは免疫を大きく落ち込ませるので私は恐れること自体が不利だと思っている。

世の中はマスコミも、ネットも恐怖を煽りすぎてある。もちろん、視聴率やビューが稼げるのはそうなのだが。自分の不幸自慢をしたい人がここぞとばかりに恐怖を煽るコメントを発信をしている。そんなことで緊急停止ボタンを押したり、110番、119番通報をする人が続出するようなら、まさにパニック映画そのものである。

冷静に私は対処したいと思っている。感染予防として手洗い、うがいはしながらであるが。