慢性上咽頭炎と診断をされてBスポット療法を試しているのだが、それについて書いてみる。慢性上咽頭炎というのは、頭痛、微熱、その他不定愁訴の原因となるのだが、健康オタクの私も知らなかったマイナーな病気である。原因不明の不定愁訴がこれで治るケースがある。
ここ数年、原因不明の背中の痛みがあったが、その原因が上咽頭炎の可能性があったので、目白の耳鼻科に行っている。もう2か月を超えた。
ちなみに、もともとは息子が上咽頭炎と診断されて初めてこんな病気があるのを知ったのだが、息子は1か月ぐらいで治ってしまった。高校生の治癒力はやはり流石である。
急性なら治りも早いが、慢性だと時間はかかるらしい。私の場合は、慢性のようなのでもう少し長い目で通院しようと思う。
Bスポット療法自体ができる医院は全国でも少ないのだが、目白と福岡の先生にかかったので、手技の比較ができた。
目白のクリニックには医者が何人もいるので、院長先生は塩化亜鉛をしっかりと患部に摺り込むので効果が高いが、若い先生は効果が薄い。福岡の別のクリニックの先生は年の功でなのか、かなりしっかりとやってくれる。どちらも院長先生に施術してもらうと効果が高い。塩化亜鉛のついた綿棒で患部を強く擦るとかなり痛みがあるが、そうした方が効果は高い。
この上咽頭炎というのは、風邪になると誰でもなるのだが、治りきらなくて慢性化すると不定愁訴だけでなく、うつ病や腎臓の病気、免疫の病気に発展することがあるという。
過去を振り返ると、昔に逆流性食道炎と言われて何年も治らなかった痛み、原因不明の頭痛と微熱に苛まれた時期など、実はこれが原因だったかもと思う。
原因不明と呼ばれる症状が後からでも原因がわかるのはありがたいことだ。一生、苦痛が原因不明になるのも実は珍しくない。それぐらい、医療にはまだまだわからないことが多いのだ。