テレビをつけたら昨年11月の番組の再放送がやっていた。
田村淳が司会で8人の若者たちのスピーチがなされた。
正直な気持ちのカミングアウト、人には理解されない苦しさを披露、未来に向かっての思いなど。
全国から立派な子供たち、若者たちが選ばれているのだろうが、私が10代の時にはとても考えることができない領域に達する若者達に驚かされる。
大人は自分の思い込みに縛られて、他人に理解が示せなくなる。子供は未熟だと否定しがちだが、若者の考えることにも学ぶことがある。
うちの息子たちにしても、子供の頃から私が子供の頃には思いもつかなかったことを語っていたりした。もちろん、経験不足によるツッコミどころはあるものの、凄いことだと思ったことがあった。
当然個人差はあるだろうが、今の若者は昭和生まれの我々に比べて、はるかに達観しているように感じることがある。
私はそれを魂のOSのバージョンが違うのではないかと思っている。私が40代になって気づいたことに小学生で気づいていたりするのはなんとも凄いことだと思うのだ。
やはり、人類は変革する兆しがあるのだと感じる。
もちろん、多くの人は本能に縛られて、自分だけが、競争で勝って生き延びたいと思う人々もいる。
人はそれぞれの宇宙をもつ。人は違っていて良い。その多様性が守られる世界であってほしい。