ある気功師に聞いた話。伝授(アチューンメント)を受けて大変な目にあったという。
気功師として15年ぐらい活動していた人が、メンタルを壊して、心の病を治すという伝授を受けたという。5年前にそれを受けた時に、体の節々が急に痛くなり、伝授を解除してもらったが、抜け切らず、以来体調が悪く寝たきりになったという。
それ以降、彼は気功師として気を扱うことが出来なくなった。自分の体調を治すこともできない。
怪しげな心霊療法のアチューンメントを受けただけで、寝た切りになってしまい5年も苦しんでいる。
レイキでアチューンメントを受けて問題が起きたという話は聞いた事はないが、あれも呪術でシンボルをオーラに刻み込むようなことをする。レイキのように支障がなければ良いが、支障が出たら単なる呪詛である。
彼はレイキのアチューンメントも受けている。複数の流派のアチューンメントを体に刻み付けて何が起きるかなど誰もわからない。コンフリクトが起こる可能性はあるだろう。
また、アチューンメントをする人がその作法を編み出した本人なら解除もできるかもしれない。単にやり方を教わった人なら、解除などできるわけもない。
元々、呪詛の解除などとても難しいものだ。
呪法の作法を形式で教わっただけの人から伝授を受けるのも、幾つものアチューンメントを受けるのも、怪しげな伝授を受けるのも大変危険な行為なのだと改めて思い知らされた。