仙道は呪術的要素の多い気功なので、師匠から教わったのは、霊やら、前世の因縁やらがやたら出てくるものであった。

動物霊というものもあるのだが、私はあまり観てこなかった。たしかに、ヘビ憑きとか、キツネ、タヌキと出ることはある。本物のキツネやタヌキの霊ではないと思われる。

最近、ダイナミックレイキコウという本を読んだ。整体師として開業する気功師の方だが、かなりオカルト傾向が強く、よく普通に開業できていると感心するが、効果を出しているようで実に興味深い。

その中で動物霊という項目があり、たしかにそんなのもあったなと思い至った。

以前の勤務先で私に逆パワハラをしてくる部下がいた。あまり、ひどいので難儀をしていたが、試しに動物霊を観てみた。先祖の問題、動物霊など盛り沢山の御一行が憑いている。これはたまらんなと思う。

勝手にどうこうして良いものでもないが、少しでも落ち着きを取り戻すなら、取ってやろうかなどと思うと、私のインスピレーションがダメ出しをする。「お前が関わることでない」と。

関わるなというのは、そのカルマに私が助けを出す任にないと言うことであろう。たまにそういう事を友人の霊能者に言われることがある。

ご縁が無い時や首を突っ込んでいいわけでないことはある。もちろん、本人から助けてを求めてくれるなら話は別であるのだが。