私の後輩が画家を始めたというので、20年ぶりぐらいであろうか、お茶をして話を聞いてきた。それは実に興味深い話であった。
2年ほど前から神様との交信ができるようになったという。それで神様から、絵をかけと言われ、いろいろと指導を受けながら絵を描いている。実際に描き始めたのは1年前程度で、全く絵を描いたことがないのにこれだけの絵を描けるのは驚嘆に値する。今の神託は「山が弱っているので、山の絵をかいて山を元気にしなさい」というものだ。彼はその血筋からそのようなパワーを持つという啓示を受けているという。
彼はさらに、日本の神道の神々についての系統など独自の情報を受けているそうで、話を聞くと実に面白い。
私は彼と若い頃に共に働いた折に彼が誠実であることを良く知っていたのと私からすれば、何かの意識と交信をするという事自体はさほどおかしいと思っていない。だから私はその突拍子もない話を信じる。神様と交信する人とか、チャネラーの本はよく読んだが、現物と話をする機会はめったにない。アメリカの有名だったチャネラーとお会いしたことはあるが、それ以来かもしれない。それは私の知的好奇心を掻き立てる。
私も何かの意思や意識みたいなものが流れ込んでくることを良く感じる。特にノートやブログを書いている時に、私がこんなことを考えたことはないと驚くような内容のケースもままある。お筆先というほど、明確ではないが、他人から言われているようなことを書くことはある。彼の場合は比較的具体的な内容を指示として受けているようだ。だから実に興味深い。
本人としては、神様から言われたことをやっている。神様からは山の痛みが取れたと言われているが、自分としてはそんなもんかなと思っている。たぶん、そんな感じであろうか。そこで私は写真と山からエネルギーが描画時点を境に変化しているかどうかを見てみようということになった。
下にインスタグラムで公開されている絵画とその時に取った山の写真を貼ってある。
この絵は2月5日に描かれたので、写真から1月末時点と現在の気を感じ取ってみる。すると、明らかに元気になっていると私は感じる。時間切替のできるリモートビューイングのできる方なら感じられるのではないかと思う。
もちろん、私の思い込みかもしれない。自分の世界は自分の意識が作り出す。人によってはそれは成らないことはたぶんあるだろう。(笑)
これを見て実に興味深いと思った。これを応用して、人物像とか描いて病気のヒーリングとかできないと聞いたところ、試したこともないし、似るかどうかもわからないので人物は描かないそうだ。こればかりはその人の信条がある。
今、彼は全国に出向いて神様の指示を受けながら、山を元気にする絵を描いている。実に面白いではないか。私は応援をしたい。