黒川弘務検事長の賭け麻雀

安倍首相とズブズブな関係であると言われる黒川検事長が賭け麻雀をしていたというスクープが出て、訓告処分を受け、辞任をする。7000万円ほどの退職金は支払われるという記事が話題を呼んでいる。

訓告というのはわかりやすく言えば、口頭注意という意味だ。これでは、裏口から逃がしてもらったに等しい。一般国民としては腹が立つのは間違いない。説明によれば、賭け麻雀は数千円から2万円の賭け金であれば問題ないらしい。過去には9000円を勝っている所で逮捕された蛭子能収さんが1億円ぐらいの仕事に穴をあけることになったなどの例がネットにある。検事さんであれば賭け麻雀をしたとしても逮捕も懲戒免職もされないというのはいかがなものか?と考えるのは当然だ。過去に賭け麻雀で逮捕された人は国に損害賠償請求をしても良いのではないかと思う。

とはいえ、私がこれについていくら文句を書いても、大勢に影響はない。(笑)

黒川さんというのは顔写真も出ており、それを日本中の人が知ることになった。人の恨みや妬みというのは恐ろしいもので、この人は7000万円を受け取ることで、日本中の国民の敵となるのは間違いない。コロナ禍により、国にお金がない時代にこんな奴に7000万円も血税から支払うのか?と感じるのは人の情としては当然だ。

人は怒りや恨みを持てば無意識に生霊を飛ばしてしまうものだ。今の黒川さんの肩には日本中の人から恨みが飛んできている訳である。名前だけでも生霊は飛ばせるが顔写真があればより簡単に飛ばせるものだ。これは霊能者や気功師でなくとも普通に無意識にやっている。黒川さんが人の感情を感じやすい人であれば、それだけでも体調や精神をやられてしまうかもしれない。もっとも、そういうことについて全く無頓着な人もいるので、全く害がない人もいる。人を踏みつけにできる人は大概そういうタイプであるものだ。サイコパスの多い職種として、検事がある。サイコパスは共感性はなく、恐れと罪悪感もないという。サイコパスは他人からの生霊など全く解さない。彼がサイコパスかどうかはわからないが、こんな状況ならむしろサイコパスな方が本人にとっては幸せかもしれない。

あとは、目黒区の高級住宅街にあるという自宅に嫌がらせを受けたり、家族が周囲から村八分になるのは日本では残念ながら少なからずあるだろう。日本の村社会の悪い所である。人の噂も七十五日と言われるが、黒川さん一家がこの先は日本の中で平穏に暮らせるのかはかなり疑問がある。

検察のナンバー2と言われ、出世頭として安倍首相と近い大物の高級国民となったのが運の尽きである。好き勝手をやったのだから自業自得と言える。これなら、凡庸な検事さんで勤め上げた方がマシであったのではないかとすら思う。世の中は諸行無常である。

黒川さんについては一般国民から見ると残念ながら同情する余地がない。弁護士になったとしても、安倍政権の後ろ盾を失った彼に頼む人がいるだろうか。周囲からみれば疫病神以外の何者でもないだろう。海外に逃げて余生を送るのかもしれない。そんな所はお友達が助けてくれるだろうが、今後の余生は7000万円では少し心細いかもしれない。彼の人生が前途多難であることだけは間違いない。

合掌。