何かで大江千里の曲を聴いて、懐かしいと思い、久しぶりにCDを聴いてみた。
「ワラビーぬぎすてて」はデビュー曲らしい。当時、なんとなく聴いていたが意味など考えた事がない。
ワラビーと言えば、小型カンガルーな動物しか思いつかないが、ワラビーを脱ぎ捨てるって意味がわからない。たぶん、ずっと意味不明と思っていたはず。
当時はインターネットなどというものはなく、今は瞬時に調べることはできる。検索をすると「ワラビー」とは「クラークス」の靴だそうだ。
写真を見たら、「これがワラビーか・・・」とガックリした。今時はあまり見ない靴だが、大昔に流行ったのは知っているし、羊皮の似た靴(たぶん、パチモノ)は持っていた。
大江千里というのはトレンディー音楽の大家だったので、当時の流行が歌詞に入っているのだけど、若い頃はまったく理解していなかった。という残念なお話。
大江千里氏は今はジャズピアニストとして活躍しているらしいが、彼の独特な声はとても懐かしい。それにより、湧き上がる感情はきっと青春なんだろう。