最近立て続けに芸能人の自殺のニュースがあった。お亡くなりになった方々には、ご冥福をお祈りする。SNS上の誹謗中傷、いじめによる自殺も痛ましいものがあったが、それで自殺する人の気持ちはわからなくもない。
ところが、三浦春馬さんから始まり立て続けに俳優・女優さんがなくなるニュースにはどうも違和感がぬぐえない。直接に知っている人は一人もいないので、あくまでイメージに過ぎないのだが。
三浦春馬さんは周囲に大変気を使う人で、ドラマの撮影中でもあり、前日まで普通に生活をしていたという。今後のことについても語ったりしている証言もある。そんな人が自殺をそのタイミングでするのか?と思った。
遺書があるわけでもなく、持っていたノートに死を連想をする文字があったので、自殺と判断された感がある。
その後に、芦名星さん、藤木隆さん、竹内結子さんが立て続けに亡くなった。あの竹内結子である。超売れっ子の主演女優で誰でもうらやむようなポジションにおり、今年初旬には二人目の子供が生まれた。今は家庭生活も順調であったようだ。
育児鬱になることはあるだろうが、二人目でそんなことになるのだろうか。などと考えてしまう。
藤木さんは死因を見つけられなかったが、その他の方は首つりであったようだ。他にも自殺の方法はある。世間的にも首つりが比率的に多いようだが、これらは判を押したように首つりである。
サスペンスドラマの見過ぎと言われるかもしれないが、これは何か異常な事件が起きているのではないかと思ってしまう。陰謀論が好きな私ではあるし、そういうバイアスがかかっているのは自覚がある。
自殺しそうな有名人が立て続けに自殺をするというのは何かの事件ではないだろうか。本当に自殺なのか?他殺ではないのか?
もちろん、どんなに恵まれたように他人から見えても生きづらさを感じる人はいる。繊細な人であれば、なおさらだ。芸術肌の人にはそういう人が多いというのもわかる。しかし、そんなことが短期間に続くのだろうか。
真実は小説より奇なりという言葉はある。実際に起きることは人の想像をはるかに超える。
私の持論では、人の死は病気でも他殺でも自殺でもすべては寿命であると考えている。そのため、片方では亡くなるべくしてなくなったとも思う。どんな不思議なことも必然として起きる。
ただ、ごく普通の人としての感性はとても違和感を感じるのだ。
私自身が鬱で廃人同様だった時期に毎日のように希死念慮(自殺したいという思い)にさいなまれた。抗うつ剤や精神安定剤との相性が合うようになるまでに2年ぐらいを要したが、それが効いた実感があるようになると希死念慮から離れることができた。
抗うつ剤によって、うつ病の原因を直接治すような効果は私はないと思っている。しかし、時間薬であることからその間の自殺を防ぐという意味では対症療法である薬物治療は必要だと考えている。
希死念慮のある方は、専門家に相談をすることをお勧めしたい。