先日、会社の上司が脊柱管狭窄症という病気であると聞いて、私がお世話になっているカイロプラティックの先生を紹介した。
その後がどうなったのかを気にはしていたのだが、別のオフィスに行った際に、その上司に会った。
普通に出勤しているようで、「お加減はいかがですか?」と聞くと、「お陰で今は大丈夫です」という。紹介したカイロ院に行ったようだ。
事前に脊椎管狭窄症はやれるか?と先生に聞いていたのだが、やれることが多いとの回答だったので、その通りに一発で治せたのだろう。
相変わらずの凄腕である。その先生に対する信頼感は高まる一方である。(笑)
放置して楽にならないなら手術しかないとのたまった整形外科の言葉の前で、背に腹は変えられないとはいえ、他人の言に素直に従って、代替医療の先生の所まで足を運んだこの上司はエライと思う。
そもそも、アドバイスをしたとしても、それをしない人は実に多い。
ジム・キャリー主演の『イエスマン “YES”は人生のパスワード』という映画がある。あれは誰かから勧められたことをイエスと答えてやってみるとどうか?というテーマの映画だった。
当然だが、なんでもイエスと答えるのが良い訳ではない。映画の中でも何でもかんでもイエスと答えてトラブルが起きるというコメディになっている。
人というのは自分の思い込みの方が強く働き、他人からの勧めにNOというための言い訳を考えるのが上手い所がある。
だから、自分にとって不都合でないならやってみるというのは、開運する出会いを作るには大切なことである。
この上司は手術することなく、元気に過ごせているのは彼の選択が功を奏した訳である。
私としてもお役にたてて、良かった、良かった。