セカイノオワリの曲で銀河街の悪夢という曲を聴いた。私自身のあの頃の悪夢が思い出された。私は足掛け20年をメンタルの問題で苦しんだ。
セカオワのFukaseさんは今は元気にトップアーティストとして活躍しているが、10代にパニック障害を患っている。この歌詞の意味は当時の心情を歌っているのだろうと、同じような境遇を経験している人にはわかるはずだ。
明日が見えない絶望、自責の念が交互にやってくるのは悪夢そのものだ。自分を受け入れて、一歩一歩、遅々として進むことでやがて”いつか”がやってくる。でも、それがいつかは見えない。
”精神を安定させるアイツ”は精神安定剤、”憂鬱を抑えてくれるあの子”は抗うつ剤だろう。こんなものを一生飲むのかと思ったものだ。今は完全にうつヌケできて、縁が切れているが。
今、暗闇にいる人は決してあきらめないでとこの歌は語る。私もそう思う。必ず、”いつか”はやってくる。
今できることだけをすればいい、別に変わろうと思わないでいい。時期が来れば、自分が何もしなくても変わるチャンスは来るし、勝手に変わってしまうタイミングが来る。
今、自分ができることだけをしよう。それがたとえ、他人に比べた評価などどうだっていい。
人生なんて、ゲームであり、思い込みが作り出す幻想のようなものだ。ストーリーに展開は必ず来る。ただ、その時期が読めないだけ。心配しないでというのは無理な話だが、あえて言おう。
心配しないで、大丈夫だ。