菅総理、次期総裁選に出馬せず

ニュースを見ていたら、菅総理が自民党総裁選では出馬せず、任期満了により退陣すると発表があった。

私は自民党の支援者でも、菅さんの応援をしている訳ではない。しかし、そのご苦労に対してはお疲れ様でしたと申し上げる。

菅政権の支持率は60%台で始まり、直近は29%まで下がっている。しかし、これはあまり問題ではない。なぜなら、この時期に誰が総理大臣をやっても支持率など上がる訳がない。

安部元総理がまたも体調不良で政権を投げ出して、No.2であった彼が政権を引き継いだ。残り期間が少ないことから中継ぎ、リリーフと揶揄された。他の人はもっと良い時期を狙うために、見送ったという話もあった。

かなり、地味な人物であると物の本には書いてある。彼自身の党内の支持基盤も盤石ではない中で、政治職人として粛々とすべきことをしてきた。

コロナ禍についてはどこにも正解の対応策がなく、誰がやってもうまくはいかない。まさに火中の栗を拾う役をやっていた。私は政権のやっていることが十分だとは思わないが、菅政権でなくても大した差はないはずとは思う。

つい先日まで、次期総裁選への出馬に意欲を見せていた菅さんがなぜ急に退陣を決めたのだろう。

ここからは私の勝手な妄想であるが、菅さんは二階幹事長を交代させようとしていた。二階氏は自民党で現在のフィクサーにあたる。その老害を更迭しようとしてその逆鱗に触れたのかもしれない。そして、菅さんの退陣とともに二階氏の幹事長続投が公表されている。

まさに、フィクサーとしての実力を発揮してしまったのだろう。

政治は現場で起きているんじゃない、密室で起きているんだ的なお話である。権力闘争ばかりにかまけていないで、国民と未来のために働いてほしいのもだ。

日本の政治が残念なのは今始まったわけではない。だが、相変わらず、ただただ残念である。

私は菅さんの退陣には賛成である。しかし、他の老害も一掃してもっと若い世代で政治をする方が良いと思う。