臨死体験で走馬灯を見た人

不思議体験をされた方から伺ったお話。臨死体験で走馬灯を見たと言う女性の話を聞いた。

当時、20代で難病で患っていたこの女性は余命が長くないと言われていたそうだ。そんな彼女はある日の朝方のまどろみの中で走馬灯を見る体験をした。

自分はスクリーンの前で映画のようなものを見ているのだが、こと事細かな記憶の再現映像であった。映画と違うのは、その当時の感情がすべて甦ったという。非常に濃密な体験だったそうだ。

まさに、死ぬ時に体験すると言われる走馬灯である。目が覚めた時にも事細かに覚えていたのは普通の夢とは違いようだ。

その体験をして以降は難病が治った訳ではないが、安定はして定期的な検査はしているものの、10年以上も比較的元気に過ごしている。

臨死体験により、過去と向き合った彼女に何がおきたのだろうか。

この話を聞いて、私自身のセルフカウンセリングのことを連想をした。私の場合、USPTによるセルフカウンセリングを3ヶ月に渡って繰り返した。その際に過去の記憶とともに、その時の感情を呼び出し、受け入れることを行った。私の場合は長い間悩まされたメンタルの問題から抜け出し、生き直しを行った。

彼女は偶然か、もしくは必然で起きた臨死体験によって生き直しが起きて、それが難病の鎮静化につながったのかもしれない。