伝授(アチューンメント)の危険2

ある女性からヒーリングの伝授を受けて歩けなくなり、その後ヒーリングを何度か受けたら寝たきりになってしまったという話を聞いた。

そんなバカなと思うかもしれないが、このような話は以前にも別の気功師の男性から聞いてブログに書いた事がある。昨今伝授を気軽にやる人受ける人がいるが、大変な事なので警告として書きたい。

彼女は体調に不安があり、創造主に近い存在だと称する男性からヒーリングの伝授を友人の勧めもあり受けることにした。それを受けると具合が悪くなり、歩行のが困難なった。

さらにヒーリングを受ける事を勧められて、受けるとさらに具合が悪くなった。好転反応だという主張を信じていたら、寝たきりになってしまった。伝授を抜いてくれて言っても、できないという。

彼のヒーリングを受けて、効果が上がる人も少なくはないという。なので、全てが悪いということではなさそうである。しかし、相性の問題というのはあると私は思っている。

また、伝授した本人も彼の先生からヒーリングを受けないと朝立てないとか意味不明なことを言っていたらしい。そんな人が他人にヒーリングするのもどうかと思うが、そんな人からヒーリングを受ける人もどうかしている。ただ、藁をも掴む思いで受けたのだろう。どうかしていたのだ。

Aさんのヒーリングや伝授をBさんが受けても大丈夫だし、効果があるとしても、Cさんが受けると具合が悪くなるということはあり得るのだ。だから、多くの人が大丈夫と言っていても、自分が大丈夫とは限らない。

私自身、自分から見て波動の合わない人のヒーリングなど受けない。たとえ、他の人が大丈夫と言っても、私が受けて良い事がないことを知っている。自分からみて良い波動の人からのヒーリング以外は受けない。

この辺がわからない人が不用意に伝授など受けると最悪は寝たきりになってしまうということだ。これは証明は難しいが、もはや傷害罪である。1人であれば、そんな事もあるのかなという感じだが、2人も聞くとそういう事があると確信を持った。

さらに恐ろしいのは気軽に伝授を受けた人たちは、気軽に他の人にヒーリングや伝授を行うことになる。その人たちが果たして誰にとっても安全なのか?経験を十分にもったヒーラーと付け焼き刃のインスタントヒーラーには差がないのか?修行ではなく、伝授で能力を獲得するのはタイムパフォーマンスは良いかもしれないが、寝たきりの患者を生んでしまうとしたらどうなのか?

そもそも、自称で創造主に近い存在と言っていたらしい。神だと、ゴッドだのを自称するヒーラーがいるが、私が知る限り、本物の腕利き霊能者やヒーラーはそんなことは言わない。もっと謙虚なものである。普通のおっちゃん、おばちゃん風だがやるとスゴイという感じだ。

すごい肩書きの霊能者、ヒーラーは気をつけて、自分との相性をよく確認してから伝授は受けるべきである。ヒーリングで具合が悪くなるようなら、要注意である。好転反応というのは一旦不調になった後に良くならないと好転反応とは呼ばない。

あくまで私の理解であるので、正しいかどうかはわからないが、経験的に以下のように考えている。

波動レベルが1から10まであるとする。5の人が6とか8の人からヒーリングを受けると体調は良くなる。5の人が4とか2のは人からヒーリングを受けると効かないか、具合が悪くなる。

ヒーリングは一時的な効果だが、伝授は長期的な効果を与える。もし、波動が5の人が2の人の波動を出し続ける書き込みをされたら、病気になってしまう。これはもう呪い(のろい)の域である。伝授は呪術的な手法である。呪い(まじない)と呪い(のろい)は同じである。

もう一つ問題なのは、今は波動レベルが5でも修行により7とか9に上がるかもしれない。5の時に7の田丸波動を刻印されたとして、自分が8になったらどうだろう。5の人は3にもなれば、8にもなるのだ。

他人から伝授を受けるなら10以外を受けると甚だしい問題なのだ。もちろん、伝授する人は自分の波動は創造主の波動、神の波動と言うだろう。しかし、低級霊の波動や悪魔の波動である事も珍しくはない。

昔から禅では坐禅の時に仏が出たら仏を殺せ、神が出たら神を殺せと言う。低級霊や動物霊が神だと名乗ることは当たり前にあることだ。

伝授を受ける時は最悪寝たきりになり覚悟を持って受けるべし、さもなければ受けない勇気を持って欲しい。修行、修練による獲得をお勧めする。