無邪気な歌声 はいだしょうこ

暇つぶしでyoutubeを適当に見ていた時。はいだしょうこさんの歌を久しぶりに聞いて、目が釘付けになった。

うちの子供たちが小さい時にNHKの歌のお姉さんをやっていた人である。以前からこんなによかっただろうか。

宝塚の音楽院を出て、歌のお姉さんとして活躍。優しい歌声と感情表現は素晴らしい。歌はもともとうまかったが、歌声が無邪気である。

私が言う無邪気というのは、かわいらしいとか、幼い感じとかではなく、書いて時のごとく、邪気がない、邪気を含まないである。

歌手に必要なのはまずは歌声が特徴があり、オリジナリティがあること。次に歌の技術だと思う。やたら歌がうまくて、カラオケバトルに強くても声の魅力に欠ければ歌手としては売れない。

波動の側面から言うとそれだけでは済まず、歌に良いエネルギーをのせられるかどうか。これは本人の意識から来る問題となる。

不安や恐れ、我欲などの邪気が歌声に乗る人は少なくない。人に元気を届けよう聞いた人が幸せな気持ちになれるように、などの気合をのせられるかどうか。

それには無邪気でないといけないわけだ。

歌はうまくて、声も良いが、歌声の波動が著しく低い歌手の方もいる。どんな曲を歌っても、意識が変わらないと私には聞くに堪えない。良い悪いではなく、私には合わないだけだが。

若くまだ売り出し中の歌手はその辺は難しい。歌手として一定の評価も収入もなくては自分のことで精一杯である。我欲が強いと波動は下がる。

逆に歌は大してうまくはないのだが、歌声の波動はやたら無邪気な人もいて、いわゆるヘタウマという奴だが、聞いていると元気になれる歌声がある。

成功した歌手が最初から無邪気だったわけでもないだろう。余裕ができて、でもある程度成功することで足るを知り、無邪気さが持てる。

自分に自信を持ち、不安や恐れを手放し、今の自分に満足をして、自分の歓びをエネルギーとして周囲にも分け与える。

言うのは簡単だが、やるのはそう簡単ではない。私自身は全くそんなことはできない。歌もうまくはないが。(笑)

コロナ禍により、エンターテイメント業界の人は大変なことになっている。でも、様々な発信によって元気をもらう人も大勢いる。

人に元気のエネルギーを送れるような歌手の歌は聞き続けたいものだ。