年賀状をやめて気づいたこと

今年は年賀状を全面廃止した。年末に自宅に帰って、そこから年賀状を出すのは断念をした。単身赴任先では設備的にも面倒だった。

今年に年賀状を頂いた方々には、SNS、メール、電話などでご連絡をして、年賀状をリストラしましたという旨をお詫びした。そんなことを言うと年賀状については悩ましいようで賛同する声は少なくない。(笑)

SNSで普段からつながっている人は簡単である。しかし、他のメディアはそうはいかない。メールで送っても返信など滅多にこない。そもそもメールアドレスが古いと送信エラーもあるし、送信できても読んでなかったりする。大手の社用メールアドレスの場合は1日に300通とかのメールに紛れて見つからない。

電話は古い携帯番号は変わっているかもしれない、こちらの携帯番号も変わっているので、電話詐欺を恐れてか、出てくれない。自宅の固定電話などもっと出ない。さもあろう、我が家でも息子たちは固定電話など出ない。今の時代、お互いに認証ができた連絡経路を持っていないと連絡すらできないのを痛感した。

年賀状には住所はあるが、電話、メール、SNSのIDなどはかかない。だから、手紙が送れても他の方法での連絡はできない。個人情報は今はトップシークレットと化し、面倒な事この上ない。振り込め詐欺の連中がやってくれたのは巨大な被害金額のみでなく、日本人同士の連絡のしやすさを徹底的に破壊をしてくれたのだ。そんなことを、10数人に連絡をしようとしただけで気づかされた。

これはSNSなり、携帯電話なりで互いの認証ができている連絡ルートを再度確認をする必要があるのだと思い、FacebookやLINEでの古い友人知人と繋がることをテーマにあちこちに連絡をするという試みを今はしている。

何十年ぶりに電話がつながったりすると、相手は驚くが結構喜んでくれる。懐かしいのと、相手がいろんな意味で変化をしている点なども感じる。良くも悪くも歳を重ねたということだ。

引っ越しなどで音信不通になっているが、是非とも連絡が取りたいと思う人たちがいる。一番最初に気功セミナーで一緒だった仲間である。特にリクルートにいた平井恭さんと不動産販売会社にいた井上和哉さんには是非連絡が取りたい。Facebookなどでたまに検索などしている。ブログが有名になれば、これを見つけてくれる機会もあろう。(笑)有名になればだが。

とはいえ、何が功を奏するかわからない。このブログはGoogleからは検索できるのだから。(笑)ご縁のある人はびっくりするような形で再会するものだ。私にとって、その手のシンクロニシティについてはさほど珍しくもない。もしも、気づいたらABOUTにあるメールから連絡を頂きたい。