懐かしさのあるフェアレディZ

日産がNISSAN NEXT A TO Zというコンセプト動画を配信している。その中では新型と思われる車のシルエットのみが紹介されている。

最後に姿を現すのはZである。このシルエットは現行とは違い”あのシルエット”である。ライト周りを見ると間違いなく旧車ではない。新型車である。

日産といえば、御家騒動により、カルロスゴーンがいなくなった。ゴーンは日産の回復と引き換えに、日産の象徴ともいえるスカイラインの丸テールランプとフェアレディZのシルエットを似て非なるものとした。現行車は私が若い頃に憧れたものではない。その様を見て、進駐軍のGHQを彷彿したのは私だけではないだろう。

ゴーンの功罪はそれぞれが大きい。確かに功も大きい。しかし、あまりにも我欲が強く他者を蔑ろにしすぎた。そういう人の栄枯盛衰は必然である。

とにかく、私は懐かしいフェアレディが復活するなら、ゴーンがいなくなったことを喜ぼう。日産にはエールを送りたい。