ホリエモン新党の候補者2

都知事選の掲示板を見て、やはり気になるのはホリエモン新党のポスター。

3枚並んでいて、左右のポスターには立候補者の名前も本人写真もない。真ん中の立花某の名前と本人写真のみがある。目立つのはホリエモンの文字とホリエモン写真、そしてホリエモンの提言。

目立つという1点において、面白い広告戦略ではある。他の候補者が1枠なのに、立花某だけが3枠を使ってアピールしている。

東京都の選挙公報を見ると左右の枠にも実は名前と本人の写真が載っている。私には服部某・さいとう某という立候補者は立花の横にホリエモンの顔を貼るというだけのために、捨て駒となって立候補したようにしか見えない。

良し悪しは別として、常識をぶち破るという意味では実に面白い。

ただ、こんなことが今後も許されるなら、皆が8人ぐらい引きつれて立候補するのが通例となり、9面の枠をとって、選挙掲示板が今の何倍も必要なことが全国で起きることになる。

現時点では規制するルールがないので、そこにつけこむことで成立しているが、この方法は長くは使えないだろう。やり方があざとすぎる。

堀江さんがバックについていますよとだけ主張をして、自分の頭では何も主張してない候補者に投票をする人間がいるだろうか。

東京都民の中を馬鹿にしている。

ホリエモンというのは斬新なことも思いつく人物であるが、こんな方法で票が入らないということは重々承知なんだと思う。もし、真面目に取り組むならやはり本人が出馬するに違いない。

頭が良い堀江氏は何をもくろんで、なんでこんな彼ら3人をを出馬させたのだろうか?といぶかしく思っていた。

すると、ホリエモン新党とは、堀江氏とは全く関係ない立花某が党首の勝手な代物らしい。

それで合点がいった。ホリエモンがやるにしては頭が悪すぎる。

立花というこの人物。あざといだけでなく、詐欺まがいのパチモノである。