MISIAのLIVE動画を見て思う。楽しそうだ。
歓びを全身で表現をする歌姫とそれをバックアップする才能の数々。本当にすばらしい。
MISIAは別の番組で、自分の音楽をBIG BAND JAZZでやってみたい。新しい人との出会いが、新しい変化を生むのが楽しいと語っていた。
音楽というのは才能と才能が出会って、化学反応を起こすことで新しい音が生まれる。それが演者同士が楽しみ、さらにオーディエンスがそれを楽しむ。WIN-WINの世界。すばらしいと思う。
ビジネスでもクリエイティブの現場ではそんなことが起きることはある。そんな仕事をしたいものだと思う。
お客様の権限者とベンダーの営業の狐と狸の化かし合いの間に挟まれて、嘘のない正直な対応をするとそれ自体を責められるような仕事でなく。
奪い合い、だまし合いをビジネスだと呼ぶ連中がいる。ビジネスには腹芸と政治が必要だという人々だ。私は良くも悪くも、嘘や隠しだてが苦手だ。誠実さを美徳とされない環境に私はまったく向いていない。
私は、片や過去に才能と才能が出会うことで新しい価値を生み出すような人々を見てきた。それもビジネスでだ。
自分は何をやっているのだろうと思う。角突き合わせ、競争と奪い合いしかない修羅の道を歩みたいなどと思ったこともないのに。
私の無意識にはまだ修羅が残っているんだろうか。
笑い飛ばすしかない。